買い物男子の日常

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【APC BR550S レビュー】停電対策にUPSを導入!PCやNASの大事なデータを守るためには必須級です。

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こんにちは、買い物男子のだいすけです。

 

台風や豪雨のときに困るのが停電

特にパソコンや精密機器などは突然電源が落ちてしまうとデータが消えてしまう可能性があります。

 

写真や動画などといった大事なデータから最悪の場合システム自体が破損することもありえます。

大事なデータ・パソコンを守るためにも安全に正しくシャットダウンすることが大切です。

 

そこで今回は停電対策としてUPS(無停電電源装置)を購入後、1年以上使用した感想をレビューしていきたいと思います。

 

 

 

 

UPSとは?

APC 無停電電源装置 UPS ラインインタラクティブ給電 正弦波 BR400S-JP E

UPSとは無停電電源装置のことをさし、予期せぬ停電や電源に異常が生じた時に対して一定時間電力を供給し続けることで機器や大事なデータを保護することができます。

 

豪雨や台風などの自然災害による停電や突然の電源トラブルなどでも大事なデータを守り安全に機器の電源をオフにすることができるので、外付けHDDやNASなどのデータ保管庫を構築している僕にとっては喉から手が出るほど欲しいものでした。

 

 

また、UPSには給電方式が3つあります。

 

  • 安定した高品質な電源を供給する「常時インバーター給電方式
  • シンプルで低価格ながらも停電時に強い「常時商用給電方式
  • 上記2つの中間的な位置の「ラインインタラクティブ方式

 

初めての導入で接続機器がNASメインなのでコスパの良いラインインタラクティブ方式にしました。

 

 

今回購入したもの

2万円以内で収めたくこちらの製品にしました。

 

 

スペック

製品名 APC BR550S-JP
運転方式 ラインインタラクティブ
入力電圧 82~123V
出力容量 550VA(100Vで使用した場合、約550W)
期待寿命 4年~5年
出力コンセント数 6個
充電時間 12時間
幅x高さx奥行き 91x190x310
重量 7kg

 

 

開封

それでは開封して中身を見ていきましょう。

 

▼本体外箱。

 

▼本体と付属品。

 

▼本体がこちら。

 

▼本体背面。

 

▼端子の種類は全部で3種類。

バックアップ電源を必要としない機器(プリンターやデスクライトなど)は右側のサージ保護のみコンセントへ接続します。

バックアップ電源を必要とする機器(PCやNASなど)は左側のバックアップコンセントに接続します。

 

▼本体側面。

APCの文字が刻印されています。

▼本体前面。

 

▼本体前面上部にボタンがあります。

左から、ミュートボタン・電源ボタン・表示ボタンとなっています。

▼本体底面。

赤枠部分からバッテリーを接続します。

 

 

NASやパソコンを接続

NASの電源を接続する前にUPS本体の準備から始めていきます。

 

▼まずUPS本体底面のバッテリーパックを開けます。

 

▼付属のバッテリーパックを接続していきます。


▼2本のケーブルをそれぞれ接続していきます。

 

▼バッテリーを本体に接続したらバッテリーを充電します。

バッテリーバックアップを完全に機能させるために12時間以上バッテリーを充電する必要があります。

本機の電源がオフの時でもコンセントに接続されている間は充電が行われるので1日ほど充電しておきましょう。

 

▼専用ソフトは必要に応じてインストールします。

専用ソフトを使用すると停電時にPCを自動でシャットダウンもしくは休止状態に移行することができます。

その際は、付属のケーブルを使用して本機のインターフェースポートとPCのUSBポートを接続します。

 

▼バッテリーの充電が終わったら本機に機器を接続します。

 

▼機器を接続後本機の電源をオンにします。

 

▼電源をいれるとディスプレイに情報が表示されます。

 

▼表示内容は以下のようになっています。

LCDディスプレイ - 表示一覧 -
表示マーク 表示内容
プラグ オンライン - 接続機器に本機から電源が供給されています。
バッテリー 目盛り 負荷容量 - 負荷が点灯するメモリの数(1~5)で示されます。
(三角) それぞれの目盛りが20%の負荷を表します。
バッテリー 目盛り バッテリー充電 - バッテリー充電レベルが点灯するメモリの数で
  示されます。5つの目盛りがすべて点灯すると本機が完全に充電
  されていることを示します。
  点灯している目盛りが1つになると本機のバッテリー容量が
  なくなりかけていることを示します。
  バッテリーが外れていると目盛りが空の状態で点滅し、本機から
  警告音が鳴り続けます。
シーソー 過負荷 - 接続先の負荷が規定の容量を超えています。
EVENT イベント - イベントカウンタが発生したイベントの数を表示
  します。発生したイベントによりUPSはバッテリー運転に
  切り替わりました。
AVR AVR機能作動中 - 本機の自動電圧調整機能により入力電圧の
  過電圧状態/低下を修正することができます。
(波線 上向き) 点灯している場合は、自動電圧調整機能により入力電圧の低下を
  修正しています。
(波線 下向き) 点灯している場合は、自動電圧調整機能により入力電圧の過電圧
  状態を修正しています。
IN/OUT IN - 入力。OUT - 出力。
SEE MANUAL システムフォルト - システムに障害が発生しています。
  LCDディスプレイに障害の番号が表記されます。
  F03メッセージが表示されたらカスタマーセンターに要連絡。
スピーカー ミュート - アイコンに斜線が入って点灯している場合は、
  アラーム音の出力がオフになっています。
バッテリー バッテリー交換 - バッテリーが接続されていないか、バッテリーの
(×マーク) 寿命が近づいています。バッテリーを交換します。
バッテリー バッテリー運転中 - 商用電源(壁コンセント)に問題が発生し、
  内蔵バッテリーによる電源供給がされています。
  警告音が30秒ごとに4回鳴ります。

 

▼本機の設定は前面パネルのボタンを使用することで変更ができます。

設定をする時はボタンの短押しか長押しのどちらかなので設定方法も簡単になっています。

 

 

本機の設定

自分が使いやすいように設定を変えていきます。

 

▼設定項目は以下のとおりです。

機能ボタンクイックレファレンス
機 能 ボタン 時間(秒) UPSの電源状態 説 明
(電源)        
電源スイッチ 0.2 オフ 本機の電源の出力を開始します。
オン       AC電源が利用不可の場合、
        バッテリー電源で作動します。
電源スイッチ 2 オン 電源の出力はなくサージ保護機能
オフ       のみ作動します。
(表示)        
状態チェック 0.2 オン 本機の状態・条件をチェックします。
        表示は約60秒間点灯します。
常時点灯モード 2 オン 警告音が鳴りLCD表示が常時点灯/
/節電モード       節電モードであることが確認されます。
        節電モード中はボタンを押すとLCDは
        点灯しますが約60秒後に消灯します。
(ミュートボタン)        
警告音の停止 0.2 オン バッテリー運転の状態に
        警告音を止めます。
警告音の有効化 2 オン 警告音の有効/無効を切り替えます。
/無効化       ミュートアイコン点灯後に
        警告音が1回鳴ります。
        ミュート機能は本機がバッテリー運転に
        なっていない限り有効にはなりません。
(感度)        
感度切替え 6 オフ 負荷容量アイコンが点滅し本機が設定
        可能モードに移行します。
        電源スイッチボタンを使用し、
        低感度・中感度・高感度と切り替えて
        選択する感度で止めます。
        警告音の後、選択が確認され
        切り替えが完了します。
無負荷シャットダウン 6 オフ 工場出荷時には無負荷シャットダウン
機能の有効化/無効化       機能は無効化されています。
        この機能設定を行うにはバッテリーアイコンが
        完全放電状態を表示しブザーが鳴るまで
        ミュートボタンを6秒間押し続けます。
  1   有効にするに場合バッテリーアイコンが
        完全放電状態を表示するまでミュート
        ボタンを1秒間押し続けます。
        無効にする場合も同様の手順を踏んで行います。
セルフテスト(手動) 6 オン 内部バッテリーのテストを実行します。
        このテストは本機の電源をオンに
        した時に自動で行われます。
イベントのリセット ①+② 0.2 オン イベント画面が表示されている時に表示ボタンを
        押したままにして電源スイッチを押し、
        イベントカウンターをリセットします。
フォルトのリセット 2 障害 フォルトの確認が終わった後に
        電源スイッチボタンで表示内容をリセットし
        スタンバイ状態に戻します。
         
① - 電源ボタン ② - 表示ボタン
③ - ミュートボタン
 

 

▼まずはオフの状態で設定していきます。

 

▼感度設定の変更。

低感度・中感度・高感度と変更が可能。

感度を高くするほどにバッテリー電源に切り替わる頻度が多くなります。

 

・入力電圧が極端に低いまたは高い場合は低感度にします。

・標準レベルでの使用であれば中感度にします。

・接続されている機器が電圧の変動に機敏な場合は高感度にします。

左から低感度・中感度・高感度。

低感度ではコンピューター用途非推奨、高感度ではバッテリー電源に切り替わる頻度が多くなってしまうので標準レベルの中感度に設定します

(デフォルトで中感度に設定されているのでそのままでも大丈夫です。)

 

▼無負荷シャットダウン機能の有効化/無効化設定。

デフォルトで無効化状態。

無負荷状態の場合もしくはバックアップコンセントに接続されている機器の消費電力が全体で15W以下の場合に5分間のバッテリー運転をした後にUPSの主力を停止する機能になっています。

これによりUPSに何も接続されていない無負荷状態や軽負荷の機器を接続している場合に無駄にバッテリーを消費してしまうことを抑えることができます。

dsd表示 - 無効状態/Esd表示 - 有効状態

今回はNASだけではなくその他の周辺機器も接続する予定なのでこの機能は無効化のまま使用していきます。

 

▼次にオンの状態で設定していきます。

 

▼表示設定の変更。

本機全面のLCDディスプレイの表示を常時点灯もしくは節電モードに変更することができます。寝室での使用なので節電モードに変更しましたがどちらでも大丈夫です。

 

▼警告音の有効化/無効化の設定。

本機から鳴る警告音の有効/無効を変更できます。

今回は有効に変更しますがそこそこ大きな警告音が鳴るので音が気になる場合は無効にしてもいいと思います。また、ミュート機能は本機がバッテリー運転になっていない限り有効にはなりません。

(テスト検証中、改めて聞くとうるさく感じたので無効にしました。)

 

基本的な設定は以上となります。

次に機器を接続した状態で実際にUPSが正常に動作するかテストしていきたいと思います。

 

 

UPSテスト検証

機器を接続し設定が終わったところでUPSの機能が働くかテスト確認してみましょう。

今回、UPSの電源コードを抜いて疑似停電を起こしNASが自動でシャットダウンするか確認していきます。

(NASとも連携済みで自動でシャットダウンするようにしてあります。)

 

電源を抜いてからNASが自動でシャットダウンするまでを動画に収めてみました。


www.youtube.com

 

 

~導入して1年ほどが経過~

UPSを購入してから1年以上が経ちましたがなんの問題もなく稼働しています。

接続機器はバックアップコンセントとサージ保護機能のみコンセントの両方を使用していますが、電源が足りないとか電圧不足などに陥ったこともないので実に快適です。

 

バッテリー運転になった時は急な瞬電や落雷の影響による停電が多く停電後にNASのログを見ると「接続先UPSがバッテリー運転に切り替わりました」と連携もバッチリで安全にNASの電源を落とすことができました。

 

 

Synology DiskStation DS220jのレビューはこちら↓

www.kaimono-danshi.com

 

 

動作音はとても静かでほぼ無音です。熱もこもりにくいので狭いところへの設置も問題ないでしょう。

不満点をあげるとしたらバッテリーの容量が多くないところでしょうか。

ゲーミングPCを使用しているので今後買い替えるとしたらバッテリー容量の大きなものを選びたいと思います。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

急な停電や瞬電に備えパソコンのデータを守るだけではなく機器を守るという意味でもUPSは1台あると心強いと思います。

写真や動画などのたくさんのデータを保管している方、梅雨の時期に雷に影響されずにパソコンを使いたい方にはとてもおすすめの商品です。

難しい設定や操作もなく導入してすぐ使えるので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

それでは、買い物男子のだいすけでしたー!